专利摘要:
本発明は、鋭い遠位端が設けられた挿入モジュールを備える眼科手術器具に関する。さらに、眼科手術器具は、それを操作するための操作要素を備える。操作要素は、湾曲セグメントを介して挿入モジュールに取り付けられる。湾曲セグメントは好ましくはキンクを備える。
公开号:JP2011515185A
申请号:JP2011501735
申请日:2009-03-25
公开日:2011-05-19
发明作者:ヤン フェイフフィンケル,ヘリット
申请人:デー.オー.エル.セー.ダッチ オプサルミック リサーチ センター(インターナショナル)べー.フェー.;
IPC主号:A61F9-007
专利说明:

[0001] 本発明は、鋭い遠位端と、眼科手術器具を操作するための操作要素とが設けられた挿入モジュールを備える眼科手術器具に関する。]
背景技術

[0002] このような眼科手術器具は例えば特許文献1から知られている。眼の外科的処置の間に、器具の挿入モジュールが、操作要素により切開部の結膜と強膜とを介して眼の眼内空間に挿入される。その後、挿入モジュールは、外科的処置を行うことができるようにするために眼内空間内に延びる手術補助具を収容することができる。比較的限定された寸法の切開部が設けられるので、介入後に縫合糸を使用しなくても、組織は急速に再生することができる。]
[0003] しかし、このような眼科手術器具の操作は、ある技術を非常に必要とし、時には、鼻梁等の、患者の眼の近くの突出部によって妨げられる。]
先行技術

[0004] 米国特許公開第2004/0073231号明細書]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明は、利点を保持しつつ、言及した欠点を回避する冒頭に記載した種類の眼科手術器具を提供する。特に、本発明は、向上した操作性を有する眼科手術器具を実現することを意図する。このため、操作要素は、湾曲セグメントを介して挿入モジュールに取り付けられる。]
[0006] 湾曲セグメントを介して操作要素を挿入モジュールに取り付けることにより、外科医は、操作要素を旋回させることで、眼の近くの顔面の部分への接触を回避することができる。このようにして、器具の移動自由度が大きくなり、操作性が向上する。]
[0007] 好ましくは、湾曲セグメントはキンクを備えるので、湾曲部は、比較的短い長さにわたって延びる。この湾曲セグメントは、比較的小さな曲率半径を含む。したがって、すなわちより大きな移動自由度を提供する湾曲部の効果が最適に利用される。もちろん、例えば、比較的大きな曲率半径を有する曲がったセグメントとして、異なる構造の湾曲セグメントを形成することも可能である。さらに、湾曲セグメントは、例えば異なる曲率半径および/または配向を有する複数の非直線状部分を有することができる。]
[0008] 本発明の別の有利な実施形態は従属請求項に記載される。]
[0009] さらに、図面に示されている例示的な実施形態を参照して、本発明について説明する。]
図面の簡単な説明

[0010] 本発明による手術器具の概略断面立面図である。
図1の器具のシールモジュールの概略斜視図である。] 図1
実施例

[0011] 図は、本発明の好ましい実施形態の単なる概略図である。図において、同一または対応する部分には同一の参照番号が付されている。]
[0012] 図1は、本発明による手術器具1の概略断面図を示している。器具1は、鋭い遠位端3と、器具1を操作するための操作要素4とが設けられた挿入モジュール2を備える。挿入モジュール2は、ほぼ直線状の構造である実質的に管状の要素5を備える。操作要素4もほぼ直線状である。さらに、管状要素5の代わりに、中実のピン状要素を使用してもよいことに留意されたい。] 図1
[0013] 操作要素4および挿入モジュール2は、キンクを有する湾曲セグメント6を介して互いに取り付けられる。さらに、湾曲セグメントは操作要素4および挿入モジュール2と一体成形される。したがって、操作要素4、湾曲セグメントおよび挿入モジュール2が1つの完全体を形成する。本発明による他の実施形態では、湾曲セグメントは、操作要素4または挿入モジュール2のみと一体成形されるか、あるいはさらに完全に別個の構造である。さらに、器具1の操作要素4にはグリップ7が設けられる。]
[0014] 特定の実施形態では、操作要素4は挿入モジュール2に取り外し可能に取り付けられる。]
[0015] 本発明の一態様によれば、挿入モジュール2には、管状要素5を円周方向に囲むシールモジュール8が設けられる。図2は、このようなシールモジュール8の概略斜視図を示している。] 図2
[0016] シールモジュール8は、実質的に剛性のフランジ9を備え、このフランジは、管状要素5から半径方向Rに、管状要素5の中心線Hに対してほぼ横方向に延びる。さらに、シールモジュール8は、管状要素5を円周方向Tに囲む弾性カラー10を備える。剛性フランジ9はシールモジュール8の寸法安定性に寄与する。]
[0017] 好ましくは、シールモジュール8は、さらに、管状要素5の中心線Hに対して軸方向に摺動可能な支持要素11を備え、この支持要素にはフランジ9と弾性カラー10とが取り付けられる。このようにして、挿入モジュール2の端部3に対するシールモジュール8の軸方向位置を所望に応じて設定することができる。]
[0018] 眼科手術器具1の使用中に、外科医は、挿入モジュール2の鋭い端部3によって結膜および強膜の切開を行い、記載されているシールモジュールが切開部の周囲の眼組織に当接してシールするまで、挿入モジュール2が眼内空間に挿入される。次に、シールモジュール8の支持要素11がさらに眼内空間内に延びる。その次に、挿入モジュール2が、眼から取り外され、シールモジュールの背部から出る。]
[0019] シールモジュール8は眼組織の背部に残留するので、切開部の結膜と強膜とが互いに整列され、その結果、組織への過大な応力が防止される。さらに、シールモジュールは、眼内空間内に延びる手術モジュールを収容することができる。このようにして、眼科外科医は、眼内空間において非侵襲的に外科的処置を行うことができる。手術モジュールは、例えば、切断モジュール、レーザーモジュールまたは照明モジュールを備え得る。さらに、目視検査を行うために、あるいは液体および/または気体を眼内空間に導入するかまたはそこから抽出するために、シールモジュールを利用することが可能である。]
[0020] 眼液が眼の眼内空間から切開部を通って漏れることを防止するために、カラー10の弾性特性により、眼組織に対するシール作用が提供される。さらに、剛性フランジ9は、切開部の周囲における組織の望ましくない収縮および/または拡張を防止する。]
[0021] シールモジュールによって、特定の外形寸法、例えば20、23または25ゲージを有する手術モジュールを収容することができるように、シールモジュールの内部が寸法決めされる。]
[0022] さらに、眼の眼内空間内における外科的処置が完了した後に、シールモジュール8が取り外される。切開部は僅かな寸法であるので、傷口は自然に塞がる。]
[0023] 管状要素5およびフランジ9は好ましくはステンレス鋼から製造されるので、滅菌が容易な製品となることに留意されたい。さらに、管状要素およびフランジを他の材料から、例えばチタンおよび/またはプラスチックから製造することが可能である。]
[0024] 本発明は、本明細書に記載した例示的な実施形態に限定されない。多くの変形例が可能である。]
[0025] 例えば、器具の湾曲セグメントは剛性または若干弾性の構造であってもよい。]
[0026] さらに、器具は、鋭い遠位端の代わりに、鈍い遠位端を備えてもよい。]
[0027] このような変形例は、当業者に明らかであり、以下の特許請求の範囲に記載されているような本発明の範囲内にあると理解される。]
[0028] 1手術器具
2挿入モジュール
3 鋭い遠位端
4操作要素
5 実質的に管状の要素
6湾曲セグメント
7グリップ
8シールモジュール
9 実質的に剛性のフランジ
10弾性カラー
11 シールモジュール8の支持要素
H管状要素5の中心線
R半径方向
T円周方向]
权利要求:

請求項1
鋭い遠位端と、眼科手術器具を操作するための操作要素とが設けられた挿入モジュールを備える眼科手術器具であって、前記操作要素が湾曲セグメントを介して挿入モジュールに取り付けられる眼科手術器具。
請求項2
前記湾曲セグメントがキンクを備える請求項1に記載の眼科手術器具。
請求項3
前記湾曲セグメントが前記操作要素および/または前記挿入モジュールと一体成形される請求項1または2に記載の眼科手術器具。
請求項4
前記挿入モジュールが、実質的に管状またはピン状の要素を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼科手術器具。
請求項5
前記挿入モジュールには、前記管状要素を円周方向に囲むシールモジュールが設けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の眼科手術器具。
請求項6
前記シールモジュールが、前記管状要素から半径方向に延びる実質的に剛性のフランジを備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の眼科手術器具。
請求項7
前記シールモジュールが、さらに、前記管状要素を円周方向に囲む弾性カラーを備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の眼科手術器具。
請求項8
前記シールモジュールが、さらに、前記管状要素の中心線に対して軸方向に摺動可能な支持要素を備え、前記支持要素には前記フランジと前記弾性カラーとが取り付けられる請求項1〜7のいずれか1項に記載の眼科手術器具。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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US20110015658A1|2011-01-20|
EP2268242A1|2011-01-05|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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